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弁護士コラム:【交通事故】死亡事案における年少女子の逸失利益について

2020.10.04
1 はじめに

年少女子が交通事故で亡くなった場合、遺族は死亡逸失利益の請求をすることになります。
この場合、基礎収入を全年齢女性労働者の平均賃金とするか、男女合わせた全労働者の平均賃金とするかが問題となります。

2 従来の考え方と問題点

これまでは全年齢女性労働者の平均賃金とする考え方が一般的でした。
しかし、この考え方に対しては、女性の社会進出を考慮していない(男女の賃金格差は縮まってきている)、年少女子にも多様性な就労可能性の道が開かれているなどと批判する意見もありました。実際、裁判でも、見解が分かれていました。
近年では、上記批判を考慮して、年少女子の基礎収入は男女合わせた全労働者を基準に計算するのが一般的になったとされています。

3 年少女子の範囲

では、年少女子とは具体的にどの年代を指すのかが問題となります。
多様な就労可能性の視点から考えると、高校生はまだ進路を決めていない学生が圧倒的多数でしょうし、大学生であれば進路は具体的に決まっていると思われます。ただ、高校生でも3年生になれば進路が具体的に決まっている方もいるでしょう。また、大学生でも4回生になっても進路が定まっていない方もいると思われます。
そうすると、個別の事情に応じて判断せざるを得ないといえましょう。

以上、交通事故の死亡事案における年少女子の逸失利益の基礎収入について説明しました。
お困りな方はイーグル法律事務所までご相談ください。

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