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弁護士コラム:【相続】相続させたくない!

2020.10.03
1 廃除とは?

推定相続人の廃除について,ご説明します。
推定相続人の廃除は,推定相続人が被相続人に対して虐待や侮辱をした場合,その遺留分を含む相続権を剥奪する制度です。

2 廃除を認めた審判例は多くない

廃除は相続分を奪うという強力な効果を持つので,裁判所は,虐待や侮辱があったと認定することに慎重な態度を取ると言われています。
実際,認めた審判例は多くはありません。

3 生前の廃除を検討するべき

ところで,被相続人は,生前に廃除の請求を行うことが出来ますし,遺言でも行うことが出来ます。
遺言の場合,廃除の請求は,遺言執行者が行うことになります。

遺言による廃除の場合,遺言執行者が,推定相続人が生前に虐待や侮辱をしていた事実を証拠収集する必要があります。
しかし,それは極めて困難な作業と言えます。
そうすると,遺言による廃除の場合は,生前に行う場合よりも,立証の観点からして,認容のハードルが高いといえます。

このように,推定相続人の廃除を検討されている方は,遺言ではなく,生前に,推定相続人による虐待や侮辱の証拠収集をして,廃除請求を行うのが肝要です。

相続人に相続させたくない方がいる場合は、一度イーグル法律事務所までご相談ください。

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