はじめに
消費者の債務整理には、任意整理、自己破産、個人再生の3つの手段があります。
自分はどの方法を採るのがベストかは専門家にご相談いただくのがよいですが、その前提として、3つの手段はどのようなケースで使われるのかについて具体的なイメージを持っていただくのが大切です。
今回は任意整理について具体的なケースをご紹介します。
相談内容
Kさんはシングルマザーで,お子さんは二人いました。
Kさんはバイトを掛け持ちしていました。
Kさん一家は、アルバイト代、母子手当、児童扶養手当、元夫からの養育費で生計を立てていました。
もっとも,子供たちは食べ盛りのため,年々。生活費が増えてきました。また,元夫からの養育費も滞りがちで,一切払ってくれない月もありました。
そのため,Kさんは生活費が足りない月に,消費者金融からお金を借りてきました。
Kさんは3社から合計100万円ほど借りていました。
しかし,利息の支払ばかりで元本が一向に減りませんでした。
Kさんは,なんとかならないものかと思い、法律事務所にご相談に来られました。
解決内容
弁護士からはKさんに対し任意整理、自己破産、個人再生について分かりやすく説明しました。
その上で,Kさんの場合,負債額が100万円と比較的少額のため,個人再生には向きませんでした。
そこで,任意整理を選択することにして、各債権者との交渉を弁護士に依頼しました。
弁護士が各債権者と交渉した結果,毎月の返済額が依頼前の半額程度になりました。しかも,将来利息もカットしてもらうことになりました。
これにより,Kさんの毎月の収支がプラスになり、子供たちの食費や学費に回せるお金が増えました。
コメント
弁護士が借入先と交渉することで,毎月の返済額が少なくなり、将来利息がつかなくなります。
これにより家族の生活に余裕が出来ます。
イーグル法律事務所は借金問題のご相談は無料で承っております。
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