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弁護士コラム:【遺産相続】財産管理型の特別寄与

2021.05.05
1 はじめに

財産管理型の寄与分として典型例とされるのはアパート管理です。例えば相続人の一人が被相続人のアパート数棟を管理会社に頼まずに一人で長年にわたり無償で管理していたとします。この場合は具体的相続分の算定の際に寄与分として考慮されることになります。

2 無償性

先の例では相続人の一人は無償でアパートを管理していましたが、被相続人から管理費用として金銭を得ていたり、あるいは被相続人の自宅に同居していた場合は、無償で管理していたとはいえないので、寄与分は否定されることになります。

3 継続性

先の例では相続人の一人は長年にわたりアパートを管理してきましたが、例えば被相続人が数ヶ月入院している期間中に管理していたにとどまる場合は、継続的に管理していたとはいえないので、寄与分は否定されることになります。

4 特別の貢献性

管理会社がついているにもかかわらず管理に携わった場合、貢献はしたとは言えても「特別の」貢献をしたとはいえません。また、被相続人のアパートの入居者数は数人であった場合、これも「特別の」貢献とはならない可能性があります。

5 寄与分の算出方法

賃料の3~5%に裁量割合を乗じて計算することが多いとされています。裁量割合を乗じるのは、一般の方が管理することから、不動産管理会社の金額と同列に考えることは出来ないためです。

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