1 はじめに
離婚により息子二人の親権者となった男性の自己破産の事例を紹介します。
2 相談内容
Sさんは妻と離婚することになり、二人の息子の親権はSさんが持つことになりました。
Sさんは、妻から養育費をもらえなかったので、給料と児童手当や児童扶養手当でなんとか生活をしてきました。
ところが、二人の息子さんは病気がちだったため、Sさんは仕事を休まざるを得ないことが多々ありました。
そこで、Sさんは安定の正社員から休みに融通が効く契約社員になりました。
ところが、契約社員になり給料が減ったため生活費が足りなくなり、Sさんは,サラ金やカードローンに手をだすようになりました。
そして,利息が膨らんでいき,借金は雪だるま式に増えていきました。
そこで、Sさんは弁護士のところに債務整理の相談に行きました。
3 解決内容
弁護士がSさんから事情を確認したところ、Sさんは息子さんの病気のこともあり借金を継続的に返済することは難しい状態でした。
そこで、弁護士はSさんと相談のうえ、自己破産の手続を進めることになりました。
最終的には、Sさんが必要書類の取得に積極的に動いてくれたこともあり、依頼を受けて3ヶ月程度で自己破産の同時廃止決定が出て、その約1か月後には免責決定が出ました。
4 最後に
以上、離婚後の自己破産事例を説明しました。
イーグル法律事務所では借金問題のご相談は無料で承っております。
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