1 はじめに
住民ローンの連帯保証人になった方の自己破産の解決事例について説明します。
2 相続内容
Sさんには息子がいました。
息子は5年ほど前に結婚し、マイホームを建てることになりました。
その際、Sさんは、息子から懇願されて、その住民ローンの連帯保証人になりました。
その後、息子夫婦は離婚することになり、マイホームを任意売却しましたが、オーバーローンのため、約1000万円の負債が残ることになりました。
息子は離婚や失業から精神的な疾患を抱えるようになり、負債を払えなくなり、自己破産しました。
そのため、Sさんのもとに一括請求がくるようになりました。
そこでSさんは弁護士にご相談に来られました。
3 解決内容
弁護士がSさんの収入や資産について確認したところ、Sさんは日々の生活が大変であり、継続的に返済していくことはおよそ不可能でした。
そこで、弁護士はSさんと相談のうえ自己破産手続を進めることになりました。
最終的には、Sさんは免責決定を得ることができました。
これにより1000万円の負債を返済する義務はなくなりました。
4 最後に
以上、住宅ローンの連帯保証人の自己破産についてご説明しました。
イーグル法律事務所では借金問題のご相談は無料で承っております。
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