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弁護士コラム:【交通事故】肩の可動域の測定

2021.06.07
1 東京地判令和2年11月16日

この事案では、被害者は、右肩関節の可動域に制限が残り、後遺障害認定申請をしたところ、自賠責保険は、患側の可動域が健側のそれよりも2分の1以下に制限されたとして、肩の機能障害が10級10号に該当すると判断しました。ところが、理学療法士がリハビリ後に測定した結果によれば、4分の3以下に制限されるにとどまっていました。後遺障害診断書を作成した主治医と理学療法士とで測定結果が異なる場合、どちらの判断が優先されるのかが問題となりました。

この点について、判決では、いずれの数値も目視により測定したものであり、医師のほうが信頼できる合理性根拠はないと判断され、最終的に後遺症は14級と認定されました。

2 最後に

この事案では、後遺障害診断書の健側の可動域について、測定されず、参考値が用いられていた点も、合理性はないと判断しました。この点も注意が必要です。

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